ブラックで金銭を借入れする

ブラックとは

パソコンとデータ

ブラックリストに載っている人のことを短く「ブラック」と呼ぶことがありますが、ブラックリストというのは本当に黒いリストが存在しているわけではありません。

ブラックリストと呼ばれているものは、顧客信用データベースのことですが、このデータベースには銀行や消費者金融からお金を借りる人の情報が全て管理されています。 住宅ローンや自動車ローンも含めた情報なので、日本で生活している人ならほとんどがデータベースに何らかの情報が記載されていることでしょう。

管理されている内容は、氏名や住所、生年月日等個人的な情報に加えて、他社からいくら借りているのか借り入れ状況や返済状況なども管理されています。 もしも返済遅延があったり自己破産した過去があると、そうした情報は事故情報として記録されることになり、これが「ブラックリスト」と呼ばれる所以といえます。

事故情報が記録されていると、銀行や消費者金融の審査に通ることはかなり難しいですが、100％お金を借りることができないというわけではありません。

金融会社選びが大切

一般的な審査には通らない利用者がお金を借りる場合には、いくつかの選択肢があります。

まず、複数の借入を一つにまとめるおまとめローンを利用するという方法で、現在の借り入れを全て完済することによって、自分自身をより借りやすい立場にすることができます。 また、銀行からお金を借りる場合には、銀行ごとに独自に定められている審査基準によって審査が行われるので、あえて顧客信用データベースへ照会しないという金融機関もあります。

他社からの借り入れ状況がなければ、こうした銀行から借りることもできるかもしれません。 闇金や街金など、ブラックでもお構いなしに貸してくれる金融業者からお金を借りるという方法もありますが、金利が驚くほど高いだけでなく、不法な恐怖の取り立てが行われることも多いので、できるだけ避けたほうが良いでしょう。